土地家屋調査士事務所へ転職して5か月

1. はじめに

  • 5か月の節目: 業界のサイクルを一周(あるいは半周)し、一通りの流れを把握した現状において、できることや未だにできないことが分かってきましたので、一度整理したいと思いこの記事を作成しました。
  • この記事のターゲット: 異業種・同業種からの転職検討者や、同じくらいのキャリアの仲間の方に参考にしていただければ思います。

2. 測量業務:現場の「作業」から「組み立て」へ

  • できること: TS操作、野帳記入、測量補助。前職の経験を活かし、現場をで必要なスキルは習得済みです。測量士時代に現場で経験したこと(TSの据え付けや観測、記帳)は、大いに生かせる分野です。確定測量における観測対象や手順を覚えれば、概ね問題なく対応できました。
  • 課題:「トラバース選点」の精度とスピード。単に測るだけでなく、確定測量を見据えた効率的な選点を一人で完結させる難しさを痛感しております。
    • 「後工程を楽にするための選点」を意識したレベルアップが必要。

3. 道路査定と役所調査:申請はできるが「読み」がこれからの壁

  • できること: 過去のサンプルを参考に、実測図作成から申請書類の提出まで。
  • 課題:「役所ごとのローカルルール」と「工期予測」。
    • 現場の状況を見て「いつまでに終わるか」を依頼者に明言するための経験値不足を感じます。「査定が必要なので通常2~3か月の期間が追加で必要です」という説明しかできず、自分自身で説得力を感じません。
    • 各自治体のクセをデータベース化していくフェーズにあると感じます。

4. 登記業務と立会関係書類作成:スピードと正確性の両立

  • 現状: 現場(測量)優先の毎日で、登記実務に触れる機会はほとんどありません。
  • できること: 基本的なWord・PDF操作、一通りの書類作成フローは理解できております。
  • 今後の意識:「ミスゼロの仕組み化」。
    • 「できて当たり前」の世界で、効率を上げつつ精度を落とさないためのセルフチェック体制を構築していく必要を感じます。

5. 対人交渉:経験値がモノを言う「難所」への備え

  • 現状: 幸いなことに、これまではスムーズな境界立会・承諾が続いております。
  • 課題:「困難事案」への対応力。
    • サインを拒否された場合や、境界紛争含みの案件に対する立ち振る舞いについては、話で聞いたことに終始しており、実際に自ら対応した経験がまだありません。
    • 「こればかりは場数を踏むしかない」という覚悟をもって、先輩の交渉術を盗む重要性を意識しております。

6. まとめ:半年、そして1年目に向けて

  • 総括: 5か月で「戦力」にはなれた。次は「判断力」や「遂行力」を養う段階であります。
  • 目標: トラバース選点、しいては現場作業における独り立ちと、空き時間を見つけた登記実務へのコミットを意識していきたいです。また担当する案件においてもいずれ「困難事案」は生じるはずですので、積極的に向き合い対応していくことで、引き続き経験を積んでいきたいと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です